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2025.09.03
【怖い経理ミス3選】税理士が解説!原因と対策チェックリスト

1. はじめに:経理ミスが怖いと感じていませんか?

「経理の数字が合わない」「税務署から書類が届いたけど、内容が理解できない」

経理の仕事をしている方、またご自身で会社の経理をされている経営者の方なら、一度はこうした不安を感じたことがあるのではないでしょうか。

経理ミスは、単に数字が間違っているだけではありません。企業の信頼を失墜させ、最悪の場合、追徴課税といった金銭的な損失にも繋がります。しかし、ご安心ください。経理ミスは、その原因を正しく理解し、適切な対策を講じることで未然に防ぐことが可能です。

本記事では、中央経理・労務LABOに所属する税理士が、日々の業務で多くの企業をサポートする中で見えてきた「経理ミスの怖い現実」と、その根本的な対策方法を解説します。

 

2. 経理ミスが引き起こす「本当の恐怖」とは?

「経理ミスなんて、後で直せば大丈夫だろう」

そう安易に考えていると、思わぬ落とし穴に陥る可能性があります。経理ミスは、企業の存続を脅かす以下のような事態を招きかねません。

(1)税務調査での追徴課税

経費の水増しや売上の計上漏れなど、意図的でなくとも税法上の誤りがあれば、税務調査の対象となり、追徴課税加算税が課されることがあります。追徴課税は、企業にとって大きな金銭的負担となり、経営を圧迫します。

(2)資金繰りの悪化

売掛金や買掛金の管理ミスは、入金の遅延や支払いの二重化を引き起こし、資金繰りを悪化させます。キャッシュフローの正確な把握ができないと、急な資金不足に陥り、事業の継続が困難になるリスクがあります。

(3)社会的信用の失墜

取引先への請求金額の間違いや、従業員の給与計算ミスは、企業のずさんな管理体制を露呈させ、取引先や従業員からの信用を失う原因となります。一度失った信用を取り戻すのは容易ではありません。

 

3. 経理ミスを引き起こす根本原因はこれだ

経理ミスは、担当者の注意不足だけが原因ではありません。多くの場合、以下のような構造的な問題が潜んでいます。

  • (1)属人化によるブラックボックス化

  • 経理担当者一人に業務が集中し、他の社員が内容を把握できていない状態です。担当者が退職すると、業務が完全に停止するリスクがあります。

  • (2)アナログ業務による非効率

  • 紙の領収書や手書きの帳簿など、アナログな作業は入力ミスや紛失のリスクを増大させます。

  • (3)法改正への対応遅れ

  • 消費税率の変更や電子帳簿保存法といった法改正に対応できていないと、意図せず税法違反となる可能性があります。

  • (4)知識不足

  • 経理や税務に関する専門知識が不足していると、適切な勘定科目の選択や経費の判断が難しくなります。

 

4. 【今すぐできる】経理ミスをなくす対策チェックリスト

経理ミスを防ぐためには、日々の業務に以下の対策を取り入れることが重要です。

  • 経費精算チェックリスト

    • 日付、金額、宛名、但し書きがすべて記載されているか。

    • 領収書と請求書の重複がないか。

    • 会社の経費として認められるか(個人的な支出ではないか)。

  • 売掛金・買掛金管理チェックリスト

    • 請求書発行後、指定期日までに入金があったかを確認。

    • 未入金リストを作成し、定期的にフォロー。

    • 支払予定表を作成し、二重払いを防ぐ。

  • 帳簿チェックリスト

    • 勘定科目が適切か(例:消耗品費と事務用品費の使い分け)。

    • 合計残高試算表と実残高が一致しているか。

    • 定期的に税理士にチェックしてもらう。

 

5. 経理ミスの根本対策、それは「税理士事務所との連携」です

日々のチェックは重要ですが、経理ミスの根本的な原因を解決するには、専門家である税理士との連携が不可欠です。専門家と協力することで、以下のようなメリットがあります。

  • (1)税法・会計知識のアップデート

  • 最新の税制改正や会計基準に対応し、誤った処理を未然に防ぎます。

  • (2)第三者視点による業務改善

  • 経理業務を客観的に見直し、非効率な点を洗い出します。

  • (3)内部牽制機能の強化

  • 経理担当者以外にもチェック機能が働くことで、不正やミスのリスクを大幅に減らします。

 

6. 中央経理・労務LABOが選ばれる3つの理由

中央経理・労務LABOは、**「信頼できるパートナー」**としてお客様の最高の相談相手を目指しています。経理ミス対策にお悩みの経営者様から選ばれるのには、明確な理由があります。

  1. 経理から労務、資金繰りまでワンストップで支援 経理、労務、資金繰りなど、バックオフィス業務を横断的にサポート。複数の専門家に相談する手間がなく、経営課題を総合的に解決します。

  2. 70名を超える専門家チームによる安心のサポート 総勢70名を超える税理士・社会保険労務士・中小企業診断士などが在籍し、多角的な視点からお客様の課題に最適な解決策を提示します。

  3. クラウド活用で経理業務のDXを推進 最新のクラウドツールを活用し、経理業務の自動化と効率化をサポートします。これにより、経費精算や記帳のミスを根本からなくすことができます。

 

7. まとめ:経理ミスをなくし、事業の成長に集中するために

経理ミスは、企業の成長を阻害する大きな要因です。しかし、原因と対策を理解し、信頼できる専門家と連携することで、そのリスクを最小限に抑えることができます。

経理業務をアウトソースすることで、経営者様は事業のコア業務に集中することができ、よりスピーディーな経営判断が可能になります。

バックオフィスの改善や、経理・労務に関連することを信頼の専門集団に任せたい経営者の方は、ぜひ中央経理・労務LABOまでお問い合わせください。

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この記事の監修者
株式会社中央会計社 代表 筒井彰英

1979年(昭和54年)生まれ。愛知県豊川市出身。
ニュージーランドの高校(グレンダウウィーカレッジ)を卒業後、南山大学経済学部に入学。
大学を卒業と同年に税理士国家試験合格。
東京の新日本アーンストアンドヤング税理士法人に就職し、国際法人税務に携わる。
帰郷し、当時母が営む筒井経営会計事務所に就職。
平成21年1月、代表に就任。
平成26年9月、税理士法人中央会計社を設立・代表に就任。

(東海税理士会所属 税理士登録番号:109111)

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