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freee請求書レビュー|導入事例とメリット・デメリット

更新日:2026.09.17
freee請求書レビュー|導入事例とメリット・デメリット

請求書の作成・送付をExcelやWordで行っている企業では、請求書の作成だけでなく、入金確認や売掛金の管理、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応など、経理担当者の業務負担が大きくなりがちです。

freee請求書なら、請求書・見積書・納品書・領収書などの帳票をクラウド上で作成でき、freee会計と連携して請求内容を帳簿に反映することもできます。2026年現在は無料プランに加え、スタンダード・アドバンスの有料プランが用意されており、請求書の一括発行や定期請求、入金明細の自動取得、債権管理・入金消込など、企業規模や業務量に応じて機能を拡張できます。

この記事では、freee請求書の2026年最新の料金・機能を整理し、旧来の請求書作成方法との違い、導入コスト、メリット・デメリットまで解説します。

freee請求書とは?

freee請求書は、請求書をはじめ、見積書・納品書・領収書などの帳票を作成・送付できるクラウド型のサービスです。

freee公式によると、請求書を作成するだけでなく、請求内容を自動で帳簿付けしたり、freee上からメール送信したり、入金登録を行ったりできます。

2026年現在は、単純な「請求書作成ソフト」としてだけではなく、請求・入金管理まで含めて業務を効率化するサービスとして位置づけられています。

freee請求書でできる主なこと

  • 請求書の作成
  • 見積書・納品書・領収書の作成
  • 請求書のメール送信
  • 請求書の郵送代行
  • 定期請求・自動作成
  • 請求書の一括発行
  • 合算請求・分割請求
  • 入金登録
  • 入金明細の取得
  • 債権管理
  • 入金消込
  • 仕訳作成
  • 電子帳簿保存法に対応した帳票管理

利用できる機能はプランによって異なります。

【画像挿入:freee請求書のサービス概要をイメージした画像】

2026年のfreee請求書は何が変わった?

2026年版の記事では、ここを旧記事との差分として明確にします。

現在のfreee請求書は、単純な請求書発行だけでなく、大量発行・定期請求・入金管理・債権管理・仕訳作成まで業務範囲を広げられる点が特徴です。

特に有料プランでは、スタンダードとアドバンスで利用できる機能が大きく異なります。

① 請求書の一括発行

スタンダード・アドバンスでは、複数の帳票をまとめて発行できます。

請求先が多い企業では、1件ずつ請求書を作成するよりも作業を標準化しやすくなります。

② 定期請求・自動作成

定期的に同じような請求を行う企業では、請求書の作成予約を利用できます。

無料プランでは1件までですが、スタンダード・アドバンスでは無制限となっています。

③ 入金明細の自動取得

アドバンスプランでは、入金明細の自動取得に対応しています。

請求書を発行して終わりではなく、「請求した金額が実際に入金されたか」という入金管理まで自動化したい企業向けの機能です。

④ 債権管理・入金消込の自動化

アドバンスでは、債権管理・入金消込の自動化にも対応しています。

請求件数が多い企業では、請求書の発行よりも、その後の入金確認・消込作業に時間がかかるケースがあります。

そのため、2026年版の記事では「請求書を作るツール」ではなく、請求から入金管理までを効率化するツールとして評価することが重要です。

⑤ 自動仕訳

アドバンスでは、仕訳の自動作成にも対応しています。

請求書を発行した後に売掛金を別途登録する作業を減らし、請求業務と会計業務をつなげられる点が特徴です。

【画像挿入:請求書発行から入金・会計処理までの業務フロー】

freee請求書の料金プランを2026年版で比較

2026年9月時点のfreee公式料金では、freee請求書には無料・スタンダード・アドバンスの3プランがあります。

項目 無料 スタンダード アドバンス
基本料金 0円 1,980円/月※ 10,000円/月※
年額換算 0円 23,760円 120,000円
初期費用 0円 0円 0円
個別発行 ○ ○ ○
一括発行 × ○ ○
メール・郵送一括送付 × ○ ○
合算・分割請求 × ○ ○
定期請求・自動作成 1件まで 無制限 無制限
入金明細自動取得 × × ○
自動入金消込 × × ○
自動仕訳 × × ○
ユーザー追加 1~3人 無制限 無制限
部門階層設定 × × ○
セグメントタグ × × ○
月締め × × ○
2段階認証 × × ○

※年払い時の月額換算。表示価格は税抜。公式料金表では、スタンダード23,760円/年、アドバンス120,000円/年とされています。

freee請求書の導入コストはいくら?

freee請求書の導入コストを考えるときは、基本料金だけでなく、請求書の送付方法や発行件数、既存のfreee会計との契約状況まで確認することが重要です。

2026年現在、公式料金では初期費用は0円です。

一方、スタンダード・アドバンスでは一括発行などの利用に伴う送信料金が別途設定されています。年払いの場合、一括発行の送信料金は4,750円/月~57,000円/年~となっています。

導入コスト表

コスト項目 無料 スタンダード アドバンス
初期費用 0円 0円 0円
基本料金(月額換算) 0円 1,980円~ 10,000円~
年間基本料金 0円 23,760円~ 120,000円~
個別発行 0円 0円 0円
一括発行 利用不可 別途料金 別途料金
一括送付 利用不可 別途料金 別途料金
入金自動取得 利用不可 利用不可 ○
自動消込 利用不可 利用不可 ○
自動仕訳 利用不可 利用不可 ○

※税抜。実際の料金は契約形態・利用機能・発行件数等によって異なるため、導入前に最新の公式料金表を確認してください。

【画像挿入:料金プランを比較するビジネスイメージ】

freee請求書の導入コストをケース別に考える

ケース1:月20件程度の請求書を発行する会社

請求書を月20件程度発行し、基本的な請求書作成・メール送信ができればよい会社であれば、無料プランから検討できます。

初期費用も0円なので、まずfreee請求書の操作感を確認したい場合にも向いています。

ケース2:月100件以上の請求書を発行する会社

請求件数が多く、毎月の請求書をまとめて作成・送付したい場合は、スタンダード以上を検討する余地があります。

一括発行や一括送付、無制限の定期請求などを利用できるため、手作業を減らしやすくなります。

ケース3:請求後の入金管理まで効率化したい会社

請求書を発行するだけでなく、

請求書発行 → 入金確認 → 入金消込 → 仕訳

まで効率化したい場合は、アドバンスの機能を確認する必要があります。

特に売掛金の件数が多い企業では、請求書発行そのものよりも、その後の入金確認や消込業務の効率化が重要になる場合があります。

freee請求書のメリット

① 請求書をクラウドで作成できる

ExcelやWordで請求書を作成してPDF化する作業を減らせます。

見積書・納品書・請求書・領収書を作成でき、見積書から納品書、納品書から請求書へ変換することもできます。

② freee会計と連携できる

請求書の内容を会計処理につなげられるため、請求書作成と帳簿付けを別々に行う負担を減らせます。

③ インボイス制度に対応できる

freee請求書では、適格請求書の作成に対応しています。

インボイス制度対応のために請求書の記載項目をExcelで管理する必要性を減らせます。

④ 電子帳簿保存法への対応

freee請求書では、受発注書類について電子帳簿保存法の要件を満たした状態で作成・保存でき、取引先・取引日・金額などから検索できます。また、操作履歴も自動保存されます。

【画像挿入:クラウド上で請求書を管理する経理担当者】

freee請求書のデメリット・注意点

① 高機能になるほど料金が上がる

無料プランからアドバンスへ移行すると、基本料金だけで年間120,000円(税抜)になります。

そのため、単純に請求書を数枚作成するだけなら、高機能プランが必要とは限りません。

② 一括発行・自動消込などはプラン確認が必要

「freee請求書なら何でも無料でできる」と考えるのは注意が必要です。

一括発行、入金明細の自動取得、債権管理・入金消込、自動仕訳などはプランによって利用可否が異なります。

③ freee会計などとの契約関係を確認する必要がある

freee請求書は単体で利用する方法だけでなく、freee会計などの有料プランとの組み合わせによって利用できる機能があります。

既にfreee会計を利用している企業は、現在の契約プランでどの機能が使えるのか確認してから追加契約を判断しましょう。

2026年版freee請求書と従来の請求書管理を比較

比較項目 Excel・Word freee請求書 無料 freee請求書 スタンダード freee請求書 アドバンス
請求書作成 ○ ○ ○ ○
見積・納品・領収書 ○ ○ ○ ○
一括発行 △ × ○ ○
定期請求 △ 1件まで 無制限 無制限
入金管理 手作業 手作業 手作業 自動化対応
入金消込 手作業 × × ○
自動仕訳 × × × ○
電子保存 自社管理 ○ ○ ○
ユーザー管理 △ 1~3人 無制限 無制限
部門・セグメント管理 △ × × ○

【画像挿入:Excel・Wordによる請求書管理とクラウド請求書管理の比較イメージ】

freee請求書はどのプランを選べばよい?

プラン選択では「会社規模」だけではなく、請求書の発行件数と入金管理まで自動化したいかを基準に考えることが重要です。

無料プラン

請求書を少数発行する個人事業主や小規模事業者向けです。

まず請求書作成をデジタル化したい場合は、無料プランから検討できます。

スタンダード

請求書を大量に発行する企業や、定期請求・一括発行を効率化したい企業向けです。

「請求書作成の効率化」が主な目的なら、スタンダードが比較対象になります。

アドバンス

請求書発行だけでなく、入金明細の自動取得、債権管理、入金消込、自動仕訳まで効率化したい企業向けです。

経理担当者が請求後の入金確認・消込に時間を取られている場合は、アドバンスの機能まで含めて費用対効果を確認するとよいでしょう。

freee請求書の導入前に確認したい5つのポイント

  1. 月間の請求書発行件数
  2. 定期請求の件数
  3. 一括発行・一括送付が必要か
  4. 入金消込まで自動化したいか
  5. 現在利用しているfreee会計のプラン

特に5つ目は重要です。

freee請求書だけの料金を見るのではなく、現在契約しているfreee会計やfreee販売などを含めたバックオフィス全体の年間コストで比較することをおすすめします。

freee請求書の導入で迷ったら業務全体から見直す

freee請求書を導入するときは、「請求書を作る時間が何分短くなるか」だけを見るのではなく、

見積書作成 → 納品 → 請求書発行 → 送付 → 売掛金管理 → 入金確認 → 消込 → 会計処理

という一連の業務をどこまで効率化できるかを確認することが重要です。

特に請求件数が増えてきた企業では、請求書を作成する作業よりも、入金確認や消込、未入金の確認などの周辺業務に時間がかかるケースがあります。

そのため、無料・スタンダード・アドバンスのどれを選ぶかは、料金だけでなく現在の経理業務との相性を確認して判断しましょう。

【画像挿入:請求から入金・会計までバックオフィス全体を効率化するイメージ】

愛知のクラウド会計・経理DXなら中央経理・労務LABO

中央経理・労務LABOでは、freeeをはじめとしたクラウド会計の導入・運用をサポートしています。

4拠点・専門家70名超の体制を活かし、愛知県全域の企業に対応。経理・労務・資金繰りまでワンストップで相談できます。

freee請求書を導入しても、「請求書は電子化できたが、会計処理は別作業」「入金消込の運用が定まらない」といったケースがあります。

そのため、単純なソフト導入だけではなく、自社の請求・入金・会計業務全体を整理したうえでクラウド化することが重要です。

freee請求書の導入・運用についてお悩みの方は、中央経理・労務LABOへご相談ください。

お問い合わせはこちら

まとめ

freee請求書は、請求書を作成・送付するだけでなく、プランによって定期請求、一括発行、入金明細の取得、債権管理、入金消込、自動仕訳などまで業務範囲を広げられるクラウド型サービスです。

2026年9月時点では、無料・スタンダード・アドバンスの3プランがあり、無料プランは0円、スタンダードは年払いで月額換算1,980円、アドバンスは月額10,000円となっています。

ただし、一括発行などには別途送信料金が設定されているため、基本料金だけでなく、自社の請求件数や送付方法まで含めて導入コストを確認することが大切です。

また、freee請求書を選ぶ際には、請求書作成だけでなく、請求・入金確認・消込・会計処理までを含めた業務全体でどこまで効率化できるかを確認すると、自社に必要なプランを検討しやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. freee請求書は無料で使えますか?

A. 無料プランが用意されています。基本的な請求書作成などを利用できますが、一括発行や入金明細の自動取得、自動消込などはプランによって利用可否が異なります。

Q. freee請求書の有料プランはいくらですか?

A. 2026年9月時点では、スタンダードが年払いで月額換算1,980円、アドバンスが月額10,000円です。いずれも税抜です。実際の料金は契約条件や利用機能などによって異なるため、導入時には公式料金表を確認してください。

Q. freee請求書で入金消込までできますか?

A. アドバンスでは、自動入金消込に対応しています。

Q. Excelで作っていた請求書をfreee請求書に移行できますか?

A. freee請求書では、請求書をクラウド上で作成・管理できます。現在の請求書作成・管理方法と必要な移行範囲を確認したうえで導入を検討するとよいでしょう。

Q. freee会計を利用している場合もfreee請求書を契約する必要がありますか?

A. freee会計などの契約状況によって利用できる機能が異なる場合があります。既にfreee会計を利用している場合は、現在の契約プランとfreee請求書で利用できる機能を確認してください。

参考URL

 

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